基礎工事パート3
post by 2021.10.12
こんにちは!
ライヴィングの石田です。
今週も先週に引き続き基礎工事の事を書きたいと思います。
型枠を入れ終わりましたら次は配筋工事になります。
何故、基礎工事には鉄筋が必要なのか説明します(^^)
コンクリートは圧縮力に対しては強さを持っていますが、引張力に対しては圧縮力の約1/10にしかありません。
そこで、引張力に対して強さを発揮するように入れられているのが鉄筋になるわけです。
配筋が終わりましたら、日本住宅保証検査機構の厳しい検査があり、その検査が終わりましたら基礎ベースのコンクリート打設になります。
打設とは枠の中にコンクリートを流し込む作業の事をいいます。
ポンプ車を使って丁寧に流し込んでいきます。
この時にバイブレーターも一緒に使います。
その理由は、コンクリートは大きさの異なる砂や砂利、セメント、水でできており、それらの物質どうしは摩擦力により一応形は形成していますが、実は他の物質と混ざり合う事に抵抗しています。
それを解消してくれるのがバイブレーターになります。
適度の振動を与える事により、内部の気泡を除去しコンクリートの密度を高め、骨材が均等に分布した強度の強いコンクリートが出来上がります。
その後に、レベルに合わせてレーキがけ、土間たたきで平らにしてコテで撫でていきます。
これをやらないと基礎クラック(割れ)の原因になるので何度もコテで丁寧に撫でて仕上げていきます(^^♪
来週は基礎立ち上がり、レベリングの事を書きたいと思います。