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toilet(トイレ)

post by 2023.09.28

皆さんこんにちは!設計部平沢です!

先日某大型量販店のトイレに行ったところ、
子供用の便器を発見しました(; ・`д・´)
それがこちら↓


時代も進んだものですね(*´▽`*)
お子様もお客様であり、快適にトイレを
ご使用して頂きたい。そんな気遣いが見て取れるようでした。

そこでふと疑問に思いました。
トイレはここまでどうやって進化してきたのか。
「トイレには神様がいるんやでー(/・ω・)/」なんて歌もありましたが。。。

少しだけトイレの進化の歴史を調べたので、お付き合いください。

1)古代エジプト:
紀元前2500年頃、古代エジプトでは糞尿を収集するための穴を掘ったトイレが存在し、
糞尿は肥料として再利用されました。

2)古代インダス文明:
紀元前2500年から1500年頃、古代インダス文明では、排泄物を流すための下水道を備えたトイレが使用されました。
これは、古代の都市計画の一環として設計されました。

3)古代ローマ
公共トイレが非常に一般的でした。これらのトイレは、多くの人々が同時に使用できるように設計され、水を使って排便物を流す仕組みがありました。

はじめは穴を掘っただけのトイレでしたが、約1000年をかけて下水処理設備が整い、
ローマ時代には公共トイレができたんですね('Д')ナルホド

4)18世紀
陶磁器製の便器が登場し、衛生面で大きな進歩をもたらしました。
これにより、排便物の洗浄と除菌が容易になりました。

5)19世紀
ジョン・ハリントンによって初めて水洗トイレが発明され、普及しました。
これにより、排便時の衛生状態が改善し、匂いの問題も軽減されました。

さすが西洋文化ですね('ω')トイレの進化が早い。
この時代で現代のトイレと同じ仕組みのものが作られていたんですね(*´Д`)

さて、そのころの日本はどんなトイレだったのでしょうか('ω')

6)江戸時代 (17世紀 - 19世紀)
江戸時代には、専用の便所建築物である「三方五右衛門」が一般化しました。
これは、糞尿を収集し、肥料として再利用するための仕組みを備えた便所で、木製の建物でした。
また、一部の富裕層の家庭では、陶器製の便器も使われました。

西洋では陶磁器が一般的に使われるのに対し、
日本はまだまだ木製建物だったんですね(;'∀')
西洋に追いつくにはまだまだ時間がかかりそうですね。

7)明治時代 (19世紀末 - 20世紀初頭)
日本では明治時代に西洋の文化が導入され、洋式トイレが広まり始めました。
これらのトイレは、水を流して排泄物を排水するタイプで、排泄物を収集しない従来の便槽とは異なりました。

ここでようやっと西洋トイレに追いついたんですね('ω')

8)昭和時代 (20世紀)
昭和時代には、洋式トイレが一般的になり、日本独自の改良が加えられました。
日本では、便座に電熱装置を備えた温水洗浄便座が開発され、快適さと衛生面での向上が図られました。
また、トイレの音を消すための音姫(おとひめ)装置も登場しました。

ここら辺で西洋トイレの進化は止り、日本のトイレ進化が追い抜いたんですね。

9)ハイテクトイレ
現代の日本のトイレは、世界的にも有名なハイテクトイレで知られています。
電動便座、自動洗浄、温水洗浄、乾燥機能、音姫機能など、多くの便利な機能が組み込まれています。
また、トイレの蓋が自動で開閉する機能や、便座の温度や傾斜を調整する機能も一般的です。
そして近年、環境への配慮から、節水型トイレやリサイクル技術を備えたトイレが開発され、普及しています。

日本の技術力の勝利ですね(; ・`д・´)ドヤ

今私たちが普段使用しているトイレは、とても使いやすく、また衛生的であり、環境にまで配慮されています。
この時代に生れたことに感謝です(*‘∀‘)

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