前回の続き『激動の高校生編』
みなさんこんにちは!
ライヴィングの茅野です。
需要があるかどうかはおいておいて、前回に引き続き自分の趣味についてのお話をしていこうと思います。
前回なんだったん?って方は↓を先にご覧ください。本当に暇なときに。
では今回は『激動の高校生編』をお送りいたします。
ある程度、物心がつき自分の意思がはっきりとしてきた15歳の茅野少年は、自身が【色覚異常】であるということにショックを受けていました。
今まで着てきた服って色おかしかったのかな。
とか
この色とあの色の組み合わせって、変だったのかな。
とか
色に対しての自信が無くなってしまいました。
そんなこんなで、高校生になりました。
私の通っていた高校は、服装自由&髪型髪色自由なその辺かなりフリーな高校でした。
そのため、必然的に毎日私服での登下校が余儀なくされます。
ただ、運動部に所属する予定だったので「まぁ、行き帰りジャージで行けばいっか」と楽観視していました。
ところが
『登下校はジャージNG、私服でおk?これ部の決まりだから』
私は絶望しました。
え、まじ?毎日私服で登下校しなきゃいけないの?
しかもなんか先輩たちみんなおしゃれなんだけど。
当時流行っていたのは、ストリート系。略してスト系。
裏原系とかスケーターブランドがめちゃイケてた時期でした。
そんなの全然知らないし、どこで売ってるのかすら見当もつきませんでした。
今でも覚えていますが、仲が良かった先輩から
「ちのー、APEって知ってる?」
↑こんな感じの写真を見せられて。
A BATHING APE。今もですが、当時かなり人気があったストリートブランドです。
めちゃ見覚えがありました。たしか父親着てたよなこのブランド。
私は、先輩に「あ!これ知ってます!ってか何なら家にあります!」と。
先輩は、まじ?ほんとに?とーちゃんめっちゃおしゃれじゃん!って。
家に帰ってから父親のクローゼットを確認すると。
GAPでした。はい。
全然G・A・Pでした。笑
いや、ローマ字3つ並んでたら全部一緒に見えるやん。
なんならもうほぼ一緒やん。
次の日に、先輩全員に爆笑されたのは今でも鮮明に覚えています。
肌は地黒ですが、顔真っ赤だったと思います。
それからというもの、とりあえず恥をかかないようにブランドを覚えようと考えた私は、ストリート系のファッション雑誌を読み漁りました。
とか なつい!
とか
とにかく片っ端から読みました。
モデルさん達や、ストリートスナップでめちゃイケてる着こなしをしているのを見ていると、自分の服モチベも上がってきました。
ただ、そこで壁となってくるのが、色がわからん事。
何と何を組み合わせればいいのか、まったくわかりませんでした。
じゃあもういっそのこと、モデルさんとかが着てるの、上から下までそっくりそのまま着ちゃえばいいんじゃね?
ってことで、オリジナリティゼロのファッション生活が開始しました。
と、今回はこの辺にしておきます。ちょっと長くなっちゃいました(笑)
アベ〇ル、ユ〇クロ以外の洋服、ブランドという概念に初接触した茅野少年は
【服】という広く深い沼に、どんどんと足を踏み入れて行ってしまいます。
次回『破産。お昼ご飯代が無い』に続きます。
それではまた次回のブログでお会いしましょう!