ジャパンディSTYLE×寝室 空間デザインのコツ
ブログをご覧いただきありがとうございます!
ライヴィングの設計✍&営業💁の、髙坂(コウサカ)です🙇
今回は、ジャパンディスタイルの寝室を作る際のコツをテーマに、お話いたします!
先ず最初に、「ジャパンディ」の言葉の意味を整理してみますと、
ジャパンディとは、日本の和モダンと北欧テイストをミックスしたインテリアのスタイルで、Japan(ジャパン)とScandinavia(スカンディナビア)を掛け合わせた造語で、海外ではJapandiと表記されます。
2020年頃から海外で流行し始め、日本と北欧の住宅文化の相性の良さを表現しています。
なんとなく和モダンと混同されがち⁈ですが🧐
和モダンは、ベースとなるスタイルが「和」であり、その空間に「洋風」スタイルを取り入れていきます。
比率では【和7:洋風3】というようなバランスです。 また、モダンと言われるスタイルは、無機的な素材や、前衛的なデザインなものを中心としています。
一方、ジャパンディは、ヨーロッパ発祥のスタイル。比率では【北欧7:和3】というようなバランスです。 そのため、ベースとなる「北欧」スタイルに、「和」の要素を取り入れることでつくります。
北欧の「ヒュッゲ」=(リラックスして自分らしく過ごせる意味)と、日本の「侘び寂び」とを掛け合わせ、シンプルな素材感と居心地の良さを追求して、両国の魅力を絶妙なバランスで融合させた新しいインテリアスタイル🏠✨
ジャパンディとは、とても素敵な言葉ですね✨
そして今回は、寝室をジャパンディに仕上げるコツを、「配色イメージ」と「照明計画」に絞って、ご紹介いたします。
先ず、配色イメージのコツは?
・基本はニュートラルなカラー(白・グレー・ベージュなど)とアースカラー(ブラウン・ネイビー・グリーンなど)を組み合わせます✨
壁や床にニュートラルカラーを採用して、家具や家電、装飾品にアクセントのアースカラーを加えれば、
ジャパンディの空間が整います✨
そして、アクセントカラーのおすすめは、日本の伝統を感じる「柿渋色」や「藍色」を取り入れると、更にまとまった雰囲気になります。
(↑弊社施工例:藍色系と柿渋色が絶妙にマッチしています✨)
続いて、もう一つの事例、
・全体を同系色でまとめた寝室です。
実は、ベッドも布団のような低めデザインがフィット✨
家具の高さを抑えた方がジャパンディのイメージに近くなるのがポイントです。
低めのベッドは、部屋全体が立体的に広く感じて、空間的にもミニマムな印象になります。
(↑弊社施工事例:ニュートラルなベージュ系のトーンに、ブラウンの家具やドライフラワー、装飾品で落ち着いた雰囲気を演出)
続いて、照明計画です✨
ジャパンディの寝室には、間接照明&ブラケットライトがおすすめです✨
間接照明のメリットは以下の3つです。
- 空間を上品にオシャレな雰囲気に変化
- リラックス効果を得られて、入眠がスムーズに
- 空間が広く見える
それぞれについて詳しく解説していきます。
・空間をオシャレにできる✨
間接照明には、壁や天井などに造作を加えて配灯する造作間接照明と照明器具(テーブルライトやフロアライト)のみで演出する場合があります。照明器具もデザイン性が高いものもが多くあるため、造作間接照明+照明器具を1ヵ所設置するだけで部屋全体がオシャレになります✨
また間接照明のスイッチを入れると、光によって、オシャレ感がより高まります✨
壁面に飾った絵画や写真を照らすことで、ギャラリーのような空間も演出できます。
・リラックス効果を得られて、入眠がスムーズに✨
柔らかな光の間接照明を設置することで精神的な落ち着きを得られ、リラックスした気分になれます。
間接照明の光だけの空間で音楽を聴いたりする時間は、日々の慌ただしさから解き放たれた至福の一時♪
間接照明は部屋全体を明るくする目的というよりも、オシャレ感を演出したり、リラックス効果を得たりする事を目的に設置するのが一般的です。リラックス効果を得られる色とは「色温度」が低い色で、色温度は光の色を表すための尺度でケルビンという単位によって評価され、色温度が高いと青白い光、色温度が低いほどオレンジ色や暖色系の色になります。なので、「暖色系の色やオレンジ系の色」=「特にリラックス効果を得やすい色」です。
例えば、明るい蛍光灯の光の部屋で寝る場合、目を閉じても光を感じてしまい睡眠促進ホルモンの分泌が弱まり眠るまでに時間がかかってしまう原因にもなりますが、就寝の30分前~1時間前に間接照明のみ点灯して、
照明の光が直接目に当たらないようにするだけで、スムーズな入眠ができるようになります😪
また、寝室の間接照明は、調光機能付きをお勧めいたします✨調光機能が搭載された間接照明であれば、寝室で読書をしたり、スマートフォンを見たり文字を読むのに適した明るさを得られ、光の加減を手元で調整できれば、夜中のトイレも家族を起こすことなくスムーズに移動できますね。
ちなみに、落ち着きのある空間演出の間接照明は、電球色や温白色などがおすすめです🙌
・空間が広く見える✨
間接照明による陰影には空間に立体感を生み出す効果があり、コンパクトな寝室でも広々とした空間に感じられます。また部屋に光と影のグラデーションが出来るので、上質な雰囲気&ラグジュアリー感を出すこともできます。
(↑弊社施工事例:造作タイプの間接照明を2か所に設置(壁側にコーニス照明、枕元には造作カウンターのコーブ照明。壁や天井を照らし、部屋に奥行き感を演出します)。スマホや小物を置くナイトテーブルも兼ねる実用性◎。
(↑弊社施工事例:造作タイプの間接照明を2か所に設置(壁側の吊戸棚下のふところに間接照明、枕元には造作カウンターのコーブ照明。床や天井を照らし、部屋に奥行き感を演出します)。低い位置からの灯りが癒しとくつろぎを与えます。
(↑弊社施工事例:ブラケット照明も、間接照明と組み合わせれば、入眠前の読書や書き物に大活躍✨
北欧風のテーブルライトを部屋の隅に配置しても、更に素敵な空間演出になりそうです✨)
以上になりますが、将来的に「ジャパンディの寝室を実現したい!!」とお考えの皆様のご参考になれば幸いです🙇
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました☺